私は養成所ジプシーでした。 声優業界に詳しい方ならご存知ですよね。 いくつもの養成所を渡り歩く人です。 おおっ、さぞかし才能も個性もないんでしょうねぇ〜と思った方、鋭い! そうなんです、私はこの業界ではどっちかというと目立たない部類だと は思います。 何百人か何千人かを蹴散らしてその上位に君臨するならともかく、 そもそも現在のシステムでは才能あるなしに関わらず、1つか2つの養成所 を卒業しただけでは現場に出られる機会はなかなかありません。 ですから、現在声優を目指していらっしゃるみなさんは養成所をいくつか 出たのに、現場に出られない…とあきらめる必要はないです。 もちろん、現場に1度や2度出られたからといって、声優になれるような 甘い考えもいけませんが、それ以前に各養成所のシステムを過信しては いけません。 …ってごめんなさーい、今日はその話をするわけではないんです〜 養成所ジプシーに関しては後日改めて書きます。もう書きたいこといっぱい あって、書ききれませんね…ふう。 どんなことにも言えることですが、病院も一緒なんです。 私は原因不明の病気にかかってしまったため、どこの大学病院へ行っても 有効な治療法はないと言われました。 ですから、毎年夏に足の皮膚が陥没すると、それに軟膏をつけて、肉をあげる しかありませんでした。 西洋医学が効かないとなると、次は漢方に代表される東洋医学、さまざま な代替医療、と病院を転々と渡り歩く10年でした。鹿児島の病院へ行った ときはすでに旦那もちだった親友が旅行がてらついて来てくれたこともありました。 何か祟られているのではないか、とお祓いらしきことまでしていましたから、 ここまでくるともう節操もなにもあったもんじゃない、何でもアリ!みたいな 暮らしでしたよ。 でも、ここまでやって気がついたことがあるんです。 それはやっぱり病気を治すのは医者ではないんです。 そんなバカな!っておっしゃる方の気持ちもわかります。私だって、未だそう 思ってる部分もありますから。 ただ、少なくとも私だけに限って話をするならば、 私が軽症になってきたのは薬のおかげではなかったんです。 年をとったせいだよ、って言われればそれには賛同できますが、薬はもう 飲んでいません。そもそも、リベド血管炎には絶対有効な薬はないです。 ただ、血管を広げるとか、血の巡りをよくするとか、そういったことだけです。 もしかしたら、近年もーちょっといい薬が出てきているでしょうが、私は それを飲んでいません。だから、やっぱり関係ないですね。 私の場合はまず、治療法がなくとも、傷口を塞ぐ薬と痛み止めだけは必須 なのです。ですから、それだけは確保しなければいけません。 それは、ある程度病院を渡り歩くうちにこれだけは必要、というのが分かって きます。 ですから、近年はもう医者は誰でも一緒、というのがあって、その薬を確保 するためだけに、歌舞伎町の近くにある小奇麗なクリニックへ行ったりして ました。 そうしたら、そのクリニックが去年あこぎなことをしていた、というので、 責任者が警察に捕まっちゃったんですね… こういうことはホントに日常茶飯事です。私に、ではなく世間様に、ですよ。 私がもらっていた薬は、私自身が「これをくれ」とオーダーしたものです から問題なかったんですが、このクリニックを信用していた患者は 何やら怪しげな薬漬けにされるトコだったみたいです。 この1件があってから、ますます私は病院と医者を信用しなくなりました。 しかし、去年またしても劇的に人の良い医者との出会いを果たします。 そのお医者さんはかつて、私におかしいほどしゃべりかけてくれた 天使のような局長を彷彿とさせる方でした。 このエピソードもまたまた今度… にほんブログ村 ![]() |
諸事情により、今日はヴォイスサンプルを録りなおしてきました。 「え?1月に録ったんではなかったでしたっけ。」と物覚えのよろしい方、 …そうなんです、1月は事務所が録ってくださったもので主に声優用 なので、今日は半年ほど前に録ったナレーション専用のヴォイサンを 更新したのですが。 こういう時、ホントに自分って抜け作だ…と実感します。 「これが今日録っていただくBGMですっ!(CDのケースを開く)」 「はぁ…」 「あれっ、ない!中身忘れちゃった…」 CDを家のコンポに入れたまま、準備万全とばかりに家を出てきたのでした。 私がおかしいぐらいおバカであるということはなかなか声からだけは想像 できにくい方も多いようです。 〇議院で働いていたときも電話の声が癒し系ですね、と顔も知らない 役人から言われたことがあるようで。(人づてに聞いた) しかし、実際には人を癒すどころか惑わしてるよね…と常々反省の毎日。 これに関しては身近な友人たちはうんうん、とうなずいていることでしょう。 今日(正確にはもう昨日か)サイトにアップされた渾身の一作「玄鶴山房」 もこれだけを聴いたら、たぶん私がどんな人か相当混乱されること間違い なしな作品です。 その前の芥川様の「芋粥」も革命的に大変な作品だったのですが、まだ 自分の中で共感できる部分が多々ありました。ですから、読みの技術は こちらが難解なのですが、精神的に取り組みやすかったんです。 それに比べて「玄鶴山房」は芥川様が自殺なさる前の晩年の傑作とも 言われる作品だったので、作者の精神的にやばい…というのが随所に 現れていました。 初読みの段階で、「この人、追い詰められてはしないか。」というイヤー な予感が的中し、おバカな私ですら解説書を読む前に「これは晩年だ…」 とすぐにわかりました。 非常に不穏な雰囲気の漂う作品なため、どうしても取り組む自分自身、 不穏な自分とも直面しなければならず、そういった意味では大きく成長 できたように思います。 また、この作品の登場人物がすごい数で、これを演じ分けるのもけっこうな 難題でした。まして、主役は死に際のおじいさん… 鬼ヤンマかと思うようなキャラのおばーさんや、人の不幸にほくそ笑む看護婦、 その対極に位置するお嬢様出身の主婦。 これだけ揃えば、一大愛憎絵巻の完成〜ってな感じであったよ。 録っている間は精神的に病的な自分がちらちらいましたが、終わってみると この作品が一番好きになりましたね。 やりがいもあったと思います。 年をとったらもう一度チャレンジしてみたいなぁ。 この作品をまわしてくださった営業の方には感謝感激です。 自分からは一生、手にとらないであろう作品でしたから。 普段はどうしても安易な読書に走りがちですしね。 「いいことが起こる」とかなんとかいう題名の本とかね。 安易すぎですよね…フフ。 にほんブログ村 朗読・リーディング ![]() |
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しょうこの日常で起こった出来事(特に声の仕事、病気、友人、知人について)をお伝えします。 時々、会話でデフォルメすることもアリ。
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