「モンテクリスト伯」って知ってますか。
文学好きな方ならご存知の方が多いと思います。
私は文学に造詣があるわけではないのですが、この本とは子供の頃にご縁が
ありました。
なぜか母が買ってくれたんです。
子供用ですが。
無実の罪で牢屋に入れられたヒトが出所後、金持ち(?)になって、自分を陥れた
人間に復讐するってな話だったかと思います。
ちょっと記憶が定かではないのですが、子供心に強烈な印象を受けたその本を
私は1日で読んでしまった覚えがあります。面白くてね。
人間の人生というのはよくできていて、何十年もたってから何かを思い出すことが
あります。
特に〇議院にいた頃、私はよくこの本を思い出しました。
私は正規の部屋からウツ病のヒトと2人きりの部屋に移されて監視を命じられた
ことがあります。
当時は「なんで私にやらせるんだろう…監視したいなら自分でやれば?」って
思ったので、もちろん命令はありがたく無視させていただきました。
その人は私よりも何十歳も年上のおじさんでしたが、私が監視する気がない
ので、すっかり仲良くなってしまいましたが。
公務員なのに、スゴイ反抗的な人間だったと思います。
私は普段はおとなしくて、とても聞き分けのよい人間なんですよ。
っていうと、一部の人間に「うーん…」と首をかしげられそうですが。
何度もトップの人間に怒鳴られたりしましたが、その人が間違ったことをしている
ことがはっきりわかっていたので、残念ながらやめられませんでした、フフ…
私も懲りない女だわ…
だから、私はかつてトップの部屋で、雑用係みたいなことをしていましたが、
そのヒトが台頭してきた頃から追い出され、目につかない別の階の部屋に異動
になりました。
その後もそのヒトは気に入らない職員をスゴイ(?)手を使って追い出したり、
仲の良い2人に「アイツはおまえの悪口を言っていたぞ」とまるで一昔前の韓流
ドラマみたいなありがちなセリフを言って、仲たがいさせたり、よくもまあそんなヒマ
あったら、国民のこと考えろ?っていつも思っていました。
その頃、私は兄弟みたいに仲の良い美容師さんと食事中、
「そいつ、どうかなっちゃえばいいのにね。」と言われて、
その頃は同意していました。私にはとてもツライ生活でしたから。
そして、3日後うちの職場は悪名高き役所として日本中に知れ渡ってしまいました。
それでも、そのヒト、たぶんよっぽど強い守護霊か何かついてるのか、そこらじゅう
から糾弾を受けたにも関わらず、退職をまぬがれ、とうとうトップに君臨しました。
しかし、私はその頃からヒトの念というのはそんなに甘いものではないと気がついて
きました。
自分が病気になったのも、無意識に自分が望んでいるものと、自分の普段の意識
の連携がとれていないからと気がつきました。
そして、母には言っていましたが、そのヒトは必ず最後病気になる、と確信しては
いました。
ですから、追い出された人々の復讐の念には興味がなくなりました。
復讐したい気持ちはわかります。
私もどちらかというと「モンテクリスト伯」派です。
でも、退職寸前、それはやめた方がいいと、私よりもずっと上の地位にいる、おそらく
はその復讐したい人々とつながっているヒトにそれとなく伝えました。
退職した次の日、復讐したくて仕方ないであろうメンバーのおひとりからも電話が
ありました。
「今まで、本当にいろんな目にあわされて大変だったでしょう」と。
いや、そんなことはありません。…と、はっきり言いました。
〇議院の他の人々は最後まで実に私によくしてくれましたからね。
そのトップのヒトは案の定、今になって病気になってしまったとのことです。
予想は的中しましたが、できれば回避してほしかった。
途中で、自分がどれだけ恨みを背負ってしまったかに気がついて、更生
してほしかった。
そんな水戸黄門みたいな安易な結末じゃしょーがないじゃないよ。
いつもコントみたいな私ですが、今回は本当の話です。
残念ながら脚色はありません。
もし、今誰かを陥れようとしている方がいたら、それだけの覚悟でやってください。
自分がやったことは絶対かえってきます。
逃れられません。
イタズラ程度ならいいですが、自分にきたらキツイよ…ということは人様にもしない
方が賢明です。
まあ、でもやられたらやり返せ、という言葉もそれで貸し借りゼロならいいんですけど。
やった方が前世にやられてた、とかなるとね、もうどっちが最初かわからないでしょ?
また来世でやられたぁ〜とかなったらめんどくさいしね。